世子が消えた～禁じられた愛～

CAST & STAFF

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  国王ヘジョンの長男で世子。朝廷の重鎮らには、妓楼遊びばかりしている情けない世子だと思われている。しかし、実際は賢いうえに思慮深く世継ぎの資質を備えている。優しい継母に愛されて育ったため、腹違いの弟であるトソン大君とは強い兄弟愛で結ばれ、穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、宮中で見てはいけないものを見てしまう。その真相を探るべくお忍びで出た先で、何者かにさらわれる。

  

  1991年5月22日生まれ。2012年にデビューしたEXOのリーダーでリードボーカルを務める。その後、俳優活動にも精力的に取り組み、俳優としての代表作には、2013年の「総理と私」、2018年の「リッチマン～嘘つきは恋の始まり～」2020年の「HOW ARE u BREAD」、2023年「ヒップタッチの女王」などがある。今作が時代劇初挑戦となった。

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  内医院の御医チェ･サンノクの一人娘。両班の家に生まれながら、腕っぷしが強く肝も据わっており、ごろつき達とも対等に渡り合う男勝りな一面がある。父の背中越しに覚えた医術は、そこら辺の医員よりも上。自宅の医院の手伝いを精力的に行っており、医院での仕事に喜びと充実感を感じている。世子嬪候補となるが、実は生まれながらにして“夫を亡くして寡婦になる”という宿命を持っている。

  

  2002年1月31日生まれ。2018年にオーディション番組「PRODUCE48」に出演後、2022年に『2037』で映画デビュー、主演を務めた。その後、女優として本格的な活動を始める。2024年にはドラマ「王の愛 ウォル～幻想恋歌～」で主演を務め、家族を殺され身を隠しながら刺客となった女性を演じ好評を得た。その他『満ち足りた家族』(2024)にも出演。期待の新人女優。

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  国王ヘジョンの次男で、世子イ･ゴンの腹違いの弟。国王と王妃の間に生まれ、朝廷の権力者である左議政ユン･イギョムを祖父にもつ。権勢や地位には一切興味を示さず、兄であるゴンを誰よりも信じ慕っている。そんな彼の心を揺さぶったのが、命の危機から自分を救ってくれたミョンユンとの出会いだった。彼女に対して一目で強く惹かれていくが、ゴンとミョンユンの関係に複雑な想いを抱く。

  

  2001年3月12日生まれ。バラエティー番組の司会から広告モデル、俳優までマルチな才能を誇る。2020年、デビュー作で主演を務めた「マンガな彼氏～POP OUT BOY!～」を皮切りに、2021年「IDOL: The Coup」と2022年「青春ブロッサム」でも主演を務める。その他「マエストラ」（2023）、「Bitch X Rich2」（2025）に出演する人気上昇中俳優。

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  両班の娘ミン･スリョンには、年若い頃から将来を誓い合った男がいた。ところが、その男が科挙の勉学に励んでいる間に年老いた国王に見初められてしまい、やむを得ず王の後妻として嫁ぐことになる。普段はおっとりしているが、愛する人のためなら、すべてを捨てられるほどの熱い心の持ち主。自分の秘密を世子に知られたと気付いてから、徐々に世子の命を狙いはじめる。

  

  韓国を代表するベテラン俳優。映像デビューは、歌手シン･スンフンのMV「僕なりの愛し方」。2003年に出演したクォン･サンウの初主演作「太陽に向かって」では、主人公に熱烈に愛される役を演じ話題を集めた。「甘くない女たち～付岩洞の復讐者～」(2017)、「ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜」(2021)、「医師チャ･ジョンスク」(2023)など、数多くの作品に出演している。

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  内医院の御医でチェ･ミョンユンの父親。反正（現国王擁立のための反逆）の立て役者であるため、王室の信頼が厚い。男一人で一人娘のミョンユンを育てているが、夫を亡くして寡婦になる運命のもとに生まれた娘を世子嬪にするため、嫁がせる前に人さらいを企て、さらってきた男と娘を形式だけの夫婦とさせる。一見、穏やかそうに見えるが、腹の内は誰にも分からない。

  

  劇場の舞台で演技力を磨いた演技派俳優。2016年の大ヒット映画『新感染 ファイナル･エクスプレス』や、俳優チョン･ウソンが監督デビューを飾った2022年の映画『ザ・ガーディアン／守護者』など、多数の映画や演劇に出演して脇を固める。ドラマでは、「今、別れの途中です」（2021）、「無人島のディーバ」(2023)など数々のヒット作に立て続けに出演している。

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  世子宮の側仕え兼 護衛官で、世子イ･ゴンの乳母の息子。ゴンと共に大きくなったため、身分の差を超えゴンとは兄弟や親友のような強い絆で結ばれている。ゴンを守るために死にものぐるいで身につけた武術が自分の強み。ゴンと常に行動を共にしているため、ゴンのことは一番よく知っている。また、敵の多い宮中でゴンが唯一本音を吐ける相手でもある。

  

  韓国が誇るトップクラスの現代舞踊家。ベルギーのダンスカンパニー「ピーピング･トム」の団員としても知られ、数々の受賞歴を誇る。2017年からは俳優活動も始め、「ヴィンチェンツォ」(2021)、「ユー･レイズ･ミー･アップ」(2021)、「剣の詩」(2023)、「マイ･デーモン」(2023)などにも出演し、テレビから舞台まで幅広く活動している。

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  御医チェ･サンノクの家の小間使い。大の男に罵詈雑言を浴びせながらケンカを売るお嬢様ことミョンユンが、幼子のように思えて心配でならない。「お嬢様は私が守る」という信念を持っており、いつもミョンユンのそばにいる。心配だからこそミョンユンに小言を言うこともあるが、ミョンユンの命令には素直に従う。ミョンユンの良き友であり、良き理解者でもある。

  

  主に映画とドラマで活動している俳優。2016年から本格的に活動を始め、マクドナルドのCM出演などを経て、2018年には日本でも人気となった「推理の女王2～恋の捜査線に進展アリ？！～」や、2019年の「新米史官ク･ヘリョン」などに出演。2023年には韓国内外で大きな話題となった「セレブリティ」にも出演している。

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  御医チェ･サンノクの右腕であり、チェ家の護衛。子供の頃に道で行き倒れるところをサンノクの妻に拾われた。自分を「お兄様」と呼んで慕うミョンユンを妹のように慈しみ、若くして亡くなった奥様に託されたミョンユンの命を守ることこそが、自分の任務であり宿命だと思っている。幼いミョンユンに護身術や馬の乗り方などを教えたのもムベクである。

  

  大学で中国語を専攻し、2016年に先に中国でデビューしてから活動の場を韓国に移した俳優。映画は2021年の『ザ･バッド･ガイズ』などに出演。ドラマは「無駄なウソ－誰にも言えない秘密－」(2023)などに出演。時代劇への出演経験も多く、「不滅の恋人」(2018)や「高麗契丹戦争」(2023)などに出演している。

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  現国王で、世子ゴンとトソン大君の父親。反正（前国王への反逆）によって王になったが、廃王をあがめる逆賊らに命を狙われている。お世辞にも強い王とは言えないが、息子たちにとっては理解ある良き父親であり、王妃にとっては優しい夫である。長男のゴンが大妃の秘密を知ったことで命を狙われるようになるとゴンを守るべく動くが、その過程で自分が大きな危機に陥ってしまう。

  

  映画、ドラマ、演劇、ミュージカルと幅広い活動をしている経験豊富なベテラン俳優。目力のある演技が売りで、「ザ･グローリー～輝かしき復讐～」(2022)、「シスターズ」(2022)、「恋人～あの日聞いた花の咲く音～」(2023)、映画『スマホを落としただけなのに』(2023)など、多くの作品に出演している。

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  国王ヘジョンの後妻でトソン大君の生みの親。夫の先妻の子であるゴンを実の子と分け隔てなくかわいがり、愛情深く育てた。その涙もろく心優しい性格は、父親で権力欲のある朝廷の重鎮、左議政ユン･イギョムとは正反対。実の孫であるトソン大君を世子にしようと企む父親に、王妃は真っ向から反対するが、優しいがゆえに悩みが尽きない。

  

  日本でもヒットした2006年の作品「朱蒙（チュモン）」がデビュー作のベテラン俳優。映画やドラマで活躍し、「ナイン～９回の時間旅行～」(2013)、「また!?オ･ヘヨン ～僕が愛した未来～」(2016)、「新米史官ク･ヘリョン」(2019)、「がんばれ！プンサン」(2019)、など数々の作品に出演している。