康熙帝~大河を統べる王~

中国史上No.1と言われる“康熙帝”が成し遂げた奇跡を描いた歴史時代劇!

そこには地位や権力に屈せず黄河の治水に尽力した男たちがいた!

商品情報

DVD

セル / レンタル同時発売

【DVD-BOX】全3BOX/各17,600円(税込)  【DVDレンタル】全20巻
2022年/中国/全40話/日本語字幕
202465日リリース
  • DVD-BOX 1
    7枚組/1~14話収録/PCBG-61927
    封入特典
    ブックレット8P (仮)
レンタル Vol.1~7(PCBG-73651~73657)
202473日リリース
  • DVD-BOX 2
    7枚組/15~28話収録/PCBG-61928
    封入特典
    ブックレット8P (仮)
レンタル Vol.8~14(PCBG-73658~73664)
202487日リリース
  • DVD-BOX 3
    6枚組/29~40話収録/PCBG-61929
    特典映像
    日本版予告編 キャスト挨拶(2名) メイキング
    (約15分/仮)
    封入特典
    ブックレット12P (仮)
レンタル Vol.15~20(PCBG-73665~73670)

配信情報

2024年6月5日より各事業者他にて順次配信開始

イントロダクション

2023年放送開始後視聴率1位獲得!
清の全盛期を支えた康熙帝の治水にかけた年月をリアルに描きだす!

  • 清の第4代皇帝としてわずか8歳で即位した康煕帝。その在位期間は61年と長く、中国全土をほぼ平定し、外交、産業、文化の発展につくした名君として知られている。本ドラマは、康煕帝が親政を開始して数年後の康煕15年からの十数年間が舞台となっており、善政につとめる康熙帝の情熱や孤独など、変化していく胸の内が丁寧に描かれている。康熙帝の時代を描いたドラマは多いが、本作は黄河の治水に焦点を当てた珍しい作品で、豆瓣(Douban)では8.3(2023年3月現在)の高評価を得ている。2022年11月に湖南衛視と芒果TVで放送と配信が始まると瞬く間に視聴率トップを独走し、累計再生回数は12億回を突破した。多くの中国視聴者が認めた“本格時代劇”!

ルオ・ジン「王女未央-BIOU-」を始め、
見ごたえのある実力派キャストが豪華共演!

  • 康熙帝を演じるのは、「王女未央ーBIOUー」のルオ・ジン。近年では日本のテレビドラマ「家売るオンナ」の中国版リメイク「安家 I WILL FIND YOU A BETTER HOME」や「幸福到万家(原題)」など、出演するドラマが軒並みヒットしている視聴率俳優。靳輔を演じるホァン・チーチョンとは、「鶴唳華亭〜Legend of Love~」「鶴唳華亭外伝~別雲間~」で葛藤を抱える父子関係を演じて以来の共演となる。さらに河神の異名を持つ陳潢役のイン・ファンは元バレエダンサーという異色の経歴の持ち主。これまでに『少年の君』や『オペレーション・レッド・シー』などに出演している実力派で、若手注目株!

史実は丁寧に、ドラマは面白く!
受賞歴のあるチャン・ティンの脚本に引き込まれる事必至!

  • 康熙年間の史実をベースに、朝廷内闘争、高官らの汚職、対抗勢力との戦いなど内憂外患に阻まれながらも、人知を尽くし、努力を尽くして黄河の治水事業に奮闘した人々の姿を描く本作。その一方で、その掛け合いは時にユーモアにあふれ、シリアスなシーンとのバランスが絶妙。こんな掛け合いもあったのだろうと自然と見入ってしまうから不思議だ。そんな本作の監督・脚本を務めたのは、2019年の大ヒットドラマ「大明皇妃~Empress of the Ming~」で知られているチャン・ティン。以前から脚本家として評価が高かったチャン・ティンは『胡同(フートン)愛歌』でモントリオール国際映画祭審査員大賞を受賞した他、白玉蘭奨最優秀脚本賞(「孔二皮進城記(原題)」)、北京テレビ祭テレビドラマ脚本賞(「海上孟府(原題)」)など数多くの受賞経験がある。治水というテーマがこれほど面白く感じられるのは、宮廷内外や官吏の緩急のついた掛け合いをうまく表現した脚本とキャストあってこそだろう。書物に記録しきれなかったであろうその“ドラマ”に注目だ。

ストーリー

康煕15年、降り続いた長雨で、皇帝(ルオ・ジン)の願いもむなしく黄河は氾濫し甚大な被害が出る。自ら先頭に立ち堤防を守っていた安徽巡撫の靳輔(ホァン・チーチョン)は、責任を問われて捕らえられ都に移送される。その途中、仲間たちと科挙試験のため上京していた陳潢(イン・ファン)に出会い、靳輔は陳潢という才能ある若者の存在を朝廷に伝える。 「三藩の平定」「漕運(水運)」そして「黄河の治水」に注力していた康煕は、清廉で実直な靳輔を河道総督に任じ、科挙試験には落第したものの治水に関しては確かな知識と熱い情熱をもつ陳潢を幕僚として登用する。不正や汚職、利権を貪る役人たちに翻弄されながらも、靳輔と陳潢は黄河の安定を目指し大工事に挑んでいく。

第1話「忍び寄る災い」

康熙(こうき)15年。黄河の氾濫を憂慮する皇帝・康熙は、家臣らに河川を守るよう強く命じる。しかし続く長雨で水位は上がり続け、堤防付近では迫り来る濁流におじけづく人々を安徽巡撫(あんきじゅんぶ)の靳輔(きんほ)が鼓舞し、必死に堤防を守っていた。状況が厳しさを増す中、靳輔は水の流れを変えるため、対岸の堤防の爆破を指示する。

第2話「朝廷の濁流」

河道総督の王光裕(おうこうゆう)は、自分の汚職と決壊の責任を靳輔(きんほ)に取らせようと、処刑を宣告する。朝廷では王光裕の処遇に関して、即刻首をはねるのか調査をするかで各々の思惑が渦巻いていた。康熙帝は、黒幕を暴くため、吏部尚書の納蘭明珠(ナラミンジュ)に協力を求めることに。一方、王光裕は死を覚悟して娘にある宝物を託す。

第3話「聖人の条件」

洪水に飲まれた靳輔(きんほ)は江寧知府(こうねいちふ)の于振甲(うしんこう)に救われるが、濡れ衣を着せられて都へ護送されることに。その道中、靳輔は河神の生まれ変わりだと名乗る青年・陳潢(ちんおう)と出会い、治水への高い志に感銘を受ける。一方、聖人を志し善悪に固執する于振甲は、靳輔の人柄や見地に触れ考えに変化が現れる。

第4話「皇帝の孤独」

康熙帝(こうきてい)は、治水の人材を求めようと科挙の題目を見直す。呉三桂(ごさんけい)との戦で諸大臣と戦術を討論し、索額図(ソンゴトゥ)の用兵を褒めると、納蘭明珠(ナラミンジュ)は靳輔の件で索額図の評価を下げようと画策する。一方、北京に着いた陳潢(ちんおう)は、銭を渡して便宜を図ってもらう挙子たちの姿を見て嘆くが…。

第5話「告発の行方」

陳潢(ちんおう)らが科挙に挑み、高士奇(こうしき)は1日で答案を提出するも逆にそれが仇となってしまう。一方、納蘭明珠(ナラミンジュ)が王光裕(おうこうゆう)の件で暗躍し、靳輔(きんほ)を匿うことを不満に思う大臣たちは納蘭明珠を罷免しようと画策。多数の告発状が康熙帝(こうきてい)の元に届く。靳輔の汚職に疑問を抱く康熙帝だが…。

第6話「非運の天才」

科挙の結果が発表され、街はお祭り騒ぎとなる。陳潢(ちんおう)を探す康熙帝(こうきてい)は、納蘭明珠(ナラミンジュ)と共に陳潢の宿泊先へ向かう。しかし、陳潢はすでに宿を後にしていた。科挙に合格した徐乾学(じょけんがく)は、賄賂を持って納蘭明珠と索額図(ソンゴトゥ)の屋敷を訪れるが、足をすくわれまいと2人は受け取りを断る。

第7話「河神の予言」

河務の視察に向かう前、死罪を受け入れようとする靳輔(きんほ)に、索額図(ソンゴトゥ)は妻の話を持ち出し、考えを改めるように諭していた。被災地の河南をお忍びで訪れた康熙帝は、河岸で河神の転生者と名乗る男に出会う。その男が陳潢(ちんおう)だと気づかない康熙帝は、河が増水すると断言する男に興味を引かれ、賭けを提案するが…。

第8話「青二才の挑戦」

陳潢(ちんおう)は納蘭明珠(ナラミンジュ)の使者として一足先に淮安(わいあん)入りするが、索額図(ソンゴトゥ)の子分・金文祥(きんぶんしょう)の罠にはまる。陳潢が官妓と逃げたという上奏を聞いた康熙帝は激怒し、王光裕(おうこうゆう)の娘である官妓は、ある交渉を持ちかける。その頃、靳輔(きんほ)処刑の知らせが息子の耳にも届く。

第9話「壮大な野心」

康熙帝に謁見した陳潢(ちんおう)は、黄河中下流の踏査を命じられる。一方、康熙帝は台湾収復のために水軍の編制を考えていた。三藩の戦はやまず、黄河の治水も始まる中で、太皇太后は急速に手を広げることを危ぶむ。しかし康熙帝は忠告をよそに、西洋の列強や噶爾丹(ガルダン)との戦いを見据え、イエズス会士の南懐仁(なんかいじん)らに大砲の試作を命じる。

第10話「新人の裏切り」

徐乾学(じょけんがく)を見かけた康熙帝は、金文祥(きんぶんしょう)の事件を審理させる。それを聞きつけた索額図(ソンゴトゥ)に脅された徐乾学は、金文祥を死なせる。索額図の奏報が目に見えて上達したため、康熙帝は不思議がって詩を詠むが大笑いする。台湾の水軍出身の施琅(しろう)は、長年活躍の場がなく、焦りを見せていた。

第11話「異例の登用」

太皇太后は老臣たちの不満を一蹴した後、外戚の話で索額図(ソンゴトゥ)と納蘭明珠(ナラミンジュ)にも釘を刺す。一方、索額図に打たれた高士奇(こうしき)は、納蘭明珠の元を訪れる。当初は気分を害した納蘭明珠だが、双方に利益のある提案を聞き、高士奇を受け入れることに。その後、高士奇を引き合わされた康熙帝は、高士奇の治世策に強い関心を抱く。

第12話「治水の会議」

1日に7回もの昇進を果たした高士奇(こうしき)は、徐乾学(じょけんがく)や陳潢(ちんおう)と再会し、義兄弟の契りを結んだ頃のように談笑する。康熙帝は紅衣砲の製造を決意し、同時に黄河の治水を進めるための会議を招集する。河道総督の人選や権限について朝廷で議論がなされ、かつての罪臣・靳輔(きんほ)が新たな河道総督に任命される。

第13話「反対派の糾弾」

立ち退き反対を訴える官吏に対し、陳潢(ちんおう)は正論でまくし立てて怒りを買ってしまう。そんな中、立ち退きは順調と語る陳潢を信じていた靳輔(きんほ)が現場の視察に向かうが、民に襲われ刺されるという事態が発生する。一方、朝廷では靳輔と陳潢を糾弾する声が次々に上がり、康熙帝は足を引っ張るばかりの臣下たちに憤りを隠せず…。

第14話「元老の害」

両江総督の阿席熙(アシヒ)に治水費用が止められ、靳輔(きんほ)は地方官に銭が届くまで食糧を借りたいと相談したが対立する。奏報を読んだ康熙帝は、納蘭明珠(ナラミンジュ)らに意見を求めるものの、最終的に高士奇(こうしき)の案が採用され、索額図(ソンゴトゥ)が推挙した徐乾学(じょけんがく)が現地に赴く。

相関図

キャスト/スタッフ

キャスト

  • 康熙(こうき)
    清朝第4代皇帝。たびたび起こる黄河の氾濫に心を痛め、科挙の課題に河川の治水に関する試験を加え、治水の穎才を見つけ出そうとする。
    ルオ・ジン(羅晋)
    1981年11月30日生まれ。2004年「售楼処的故事(原題)」でデビュー。歴史ドラマ「三国志 Three Kingdoms」や「美人心計~一人の妃と二人の皇帝~」に出演。2016年には代表作となる「王女未央-BIOU-」に出演。共演したティファニー・タンと2018年に結婚。 2019年に主演した「鶴唳華亭〜Legend of Love~」では宮廷の陰謀や、叶わぬ恋に翻弄される孤独な皇太子役を熱演。
  • 靳輔
    (きんほ)
    安徽省巡撫(省の長官)。黄河氾濫の責任と汚職の罪を着せられるも、皇帝の信頼を得て、河道総督として黄河治水の大工事に挑む。
    ホァン・チーチョン(黄志忠)
    1969年3月5日生まれ。天津市出身。中央戯劇学院卒業。 1996年「三国志曹操 曹操、乱世の覇をめざす」で曹植を演じる。2007年「大明王朝 〜嘉靖帝と海瑞〜」に主演し、地方役人・海瑞を演じる。 2019年「鶴唳華亭〜Legend of Love~」で、皇帝・蕭睿鏨を演じる。 超地殻大変動の危機を描いたアクション映画『クラウディ・マウンテン』(2021)ではチュー・イーロン演じる主人公の父親役で出演している。
  • 陳潢
    (ちんおう)
    科挙試験のため、北京に向かうところで安徽巡撫の靳輔と出会う。黄河の氾濫が起きた日に生まれ、“河の神の生まれ変わり”と自ら称している。
    イン・ファン(尹昉)
    1986年8月27日生まれ。湖南省出身。 幼い頃からバレエを学び、北京師範大学卒業後、2008年に北京当代芭蕾舞団に参加。2012年に退団、翌年オリジナルの作品《褪》が第27回ハノーバー国際振付コンクールの最終候補に。2014年『藍色骨頭(原題)』で俳優デビュー。2017年青春アクション映画『青禾男高(原題)』で黒木メイサや林遣都と共演。2019年映画『少年の君』で青年警官を演じる。
  • 孝荘太皇太后
    (こうそう太皇太后)
    康熙帝の祖母。必要な場面で康煕に助言を行い、老臣の説得もこなす。若くして皇帝の座に就いた康熙帝の支え。
    シー・メイチュアン(奚美娟)
    1955年4月20日生まれ。上海市出身。国家一級俳優、中国映画協会副会長。1988年に舞台『中国夢(原題)』に出演し中国演劇梅花賞を受賞、1990年に『假女真情(原題)』で映画デビュー。この作品で第11回金鶏百花映画祭最優秀女優賞を受賞。2004年ドラマ「坐荘(原題)」に出演し、第5回金鷹奨テレビドラマ部門優秀女優賞を受賞。
  • 索額図
    (ソンゴトゥ)
    康熙帝の重臣。皇太子の母方の祖父
    リャン・グァンホア(梁冠華)
    1964年9月30日生まれ。 国家一級俳優。1998年テレビドラマ「貧嘴張大民的幸福生活(原題)」に出演。第10回“春燕奨”、第21回“飛天奨”優秀俳優賞を受賞。2004年サスペンス時代劇「神探狄仁杰(原題)」に主演。4部作につづく大ヒット作となり、人気は不動のものに。2019年「大明皇妃 -Empress of the Ming-」で朱高熾を演じ、その存在感ある演技が話題になった。
  • 納蘭明珠
    (ナラミンジュ)
    康熙帝の重臣。康熙帝の第一皇子・胤禔の伯父。
    ゴン・レイ(公磊)
    1974年11月27日生まれ。山東省出身。中国戯劇学院卒業。
    2010年「孔子」で仲梁懐役、2019年「長安二十四時」で右驍衛参軍・趙七郎役、 2019年「破冰行動~ドラッグ・ウォーズ~」で林宗輝役、2022年「冰雨火~BEING A HERO~」で郝東(麻薬組織の大ボス) 役など、日本でも公開の作品で出演が続く実力派。
  • 于振甲
    (うしんこう)
    知府。汚職や腐敗した役人を嫌う。清廉で実直な人物だが、頑固で融通が利かない。
    スー・コー(蘇可)
    1972年12月20日生まれ。北京市出身。 中央音楽院に進み歌手として作詞作曲などの音楽活動をしていたが、映画『紅楼夢』の出演をきっかけに演技の道へ。近年は「千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~」や「大明皇妃-Empress of the Ming-」などの話題作で重要な役どころを演じている。本作では迫力の演技で、第三回新時代国際テレビ祭最優秀助演賞を受賞している。
  • 高士奇
    (こうしき)
    陳潢の義兄弟。貧しい家の生まれだったが、陳潢らと一緒に科挙試験を受け、のちに重臣となる
    ルー・スーユー(陸思宇)
    1987年1月31日生まれ。天津市出身。 幼い頃からチェロを学ぶ。2005年北京電影学院に入学。(ヤン・ミーは同級生)2007年青春映画『檸檬水(原題)』でデビュー。翌年『爸爸的秘密(原題)』に主演し、第17回大学生映画祭で最も人気のある俳優に選ばれる。2016年「三国志~司馬懿 軍師連盟~」に汲布役で出演。2019年「破氷行動~ドラッグウォーズ~」に宋楊役で出演する。

スタッフ

監督/脚本:チャン・ティン(張挺)「大明皇妃 -Empress of the Ming-」